私たちのこだわり

いまの世の中、たくさんの情報に溢れています。
何が書かれているか以上に、何が書かれなかったか、という部分が大切なのではないかと思うようになりました。
書かれなかった部分にこそ、自分たちで想像できる余白が生まれるのです。
私たちは、産地と風味の情報を “最初に” 提示しないことに決めました。
どんな場所で育てられたのか、そしてどんな味がするのか、想像できる余白を残したかったから。
実際に自分でコーヒーを淹れて、飲んでみてからちょっと想像してみる。
そのあと、答え合わせのように産地や風味の情報を見たほうが、ほんの少し豊かな体験なのではないでしょうか。
適切な解釈であるかどうかや、付属の説明文に納得できるかどうかではなく、
認識に縛られず自分がどう感じるかという、あなたの感性を大切にしていきたい。

生豆を取り扱う基準
・「どこで誰がどんな風に育てたか」がわかるもの
・環境や地域コミュニティに配慮されたもの
・その土地で育った風味がすること
・品質の良いもの
・生産者に対して適切な対価が支払われているもの
大切に人の手で育てられたモノには、温かなエネルギーが宿っています。自然の力、人の想い。農園の方々が丹念に育ててくれたコーヒーを、皆さまに届けたい。それには、作り手やその背景がきちんと見えることが大切です。心地よく、納得してお届けするために、私たちのコーヒーへのこだわりは欠かせません。
焙煎で大切にすること
・素材の良さを引き出す
・その豆の個性を消さない
・飲みやすいバランスに整える
・注文を頂いてから焙煎する
・データ、生豆の適切な管理を徹底する
自分の想像を超えるコーヒーに出会いたい。ただその好奇心と愛情が、コーヒーをおいしくする秘訣なのかもしれません。コーヒーは土壌や標高の違い、品種や精製する方法によって全く異なる味わいになったりして、本当に面白いんです。農園の皆さんから届いた素材の良さを引き出し、決して消さないように、心地良く整えることを焙煎で一番大切にしています。

私たちのコーヒー
『温かさが感じられるコーヒーって、どんなコーヒーなんだろう』
と、ずっと考えていました。きっと、”おいしい”だけでは足りないのでしょう。
たとえば温かさが感じられる器。それは、”機能性に優れて使いやすい” だけでは足りないのでしょう。むしろ機能性に優れていなくてもいいかもしれません。歪な形で、使い辛くてもいい。失敗だったとしても、それもいい。
温かいと感じられるかどうかは、もっと前に決まっていることなのかもしれませんね。そこに携わる人たちや想い、その素材やこだわりについて。それぞれの、”形” になるまでの背景こそが大切なのだと思います。
“おいしい”かどうかに関わらず、誰か大切な人のために淹れたコーヒーが、とっても温かくておいしいのと同じように。
私たちのコーヒーも、ただ”おいしい”だけでなく、そんな温かさが感じられるよう心を込めてお届けします。
sieca
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