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暮らしに温かなひと時を。
Coffee for your daily life.
『温かさが感じられるコーヒーって、どんなコーヒーなんだろう』
と、ずっと考えていました。きっと、”おいしい”だけでは足りないのでしょう。
たとえば温かさが感じられる器。それは、”機能性に優れて使いやすい” だけでは足りないのでしょう。むしろ機能性に優れていなくてもいいかもしれません。歪な形で、使い辛くてもいい。失敗だったとしても、それもいい。
温かいと感じられるかどうかは、もっと前に決まっていることなのかもしれませんね。そこに携わる人たちや想い、その素材やこだわりについて。それぞれの、”形” になるまでの背景こそが大切なのだと思います。
“おいしい”かどうかに関わらず、誰か大切な人のために淹れたコーヒーが、とっても温かくておいしいのと同じように。
私たちのコーヒーも、ただ”おいしい”だけでなく、そんな温かさが感じられるよう心を込めてお届けします。
spend your life with books.
大切な本は「本」として手元に置いておきたい。
そう感じるようになったのはなぜだろうかと、ふと思いました。読み返すかどうかに関わらず、ただ物理的に”ある”ということが大切なのでしょう。
家のどこかに”ある”だけで得られる安堵の気持ち。家を掃除したとき、久しぶりに再会する懐かしい喜び。自分の感性の変化とともに、読み返すたびに見つける新しい発見に、つい嬉しくなって笑みが溢れることも。
本には、不思議な温かい力が宿っているのです。
本と出会ったときの記憶や、読んでいた当時の感情とともに、その思い出は大切な時間となって蓄積されていく。
家に眠れば眠るほど、読み返せば読み返すほど、その蓄積は温かい力に変わっていくように感じます。だからこそ、私は本を「本」として手元に置いておきたい。
そんな風に、暮らしに温かな時間を与えてくれる本たちを、ずっと手元に残しておきたいと思える本たちを、皆さんにもお届けできれば嬉しいです。